雑記

鹿児島市で粉瘤を除去しました

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どこで受診したか

私は最初、島田ひふ科を受診しました。

患者さんの多い病院でしたが、こちらの病院では粉瘤の治療は対応しておりません。

診察するまでもなく、粉瘤だというのは分かっていたのですが、粉瘤だと言われ、病院を紹介されました(紹介状を書いてもらうわけではありません)。それが、うえやま腎クリニックでした。腎クリなのですが、2年ほど前に形成外科を開設したようで、そこを勧められたわけです。

ということで、今回はうえやま腎クリニックの形成外科にて、粉瘤の治療を行いました。

予約制

最近では、割と予約制であることが普通になってきましたが、うえやま腎クリニックも事前連絡が必要です。

最初は診察と血液検査で終了

電話で予約を取ったときは、その日に手術になるかもしれないので、と言われました。

一応、お金を1万円おろして病院へ。

まだ新しいだけあって、綺麗な病院でした。

形成外科は3F。

最初に問診票を書いて、診察ですが、ホームページに載っておりましたが、綺麗な女医さんでした。

デジカメで粉瘤の写真を撮り、治療について説明を受けました。

写真を取ってもらうまで気付かなかったのですが、私の粉瘤が赤くなっていました。赤く炎症を起こしていると、炎症が治まるまで手術できないとネットに載っていたのですが、その辺はスルーでした。

とりあえず、即日手術はせず、日程を調整して手術日を決めました。それから、採血して(貧血の検査らしい)その日は終了でした。手術は午後3時からでした。

手術方法

上山先生の採用する術式は切開により粉瘤を除去するものでした。くりぬき法ではありませんでした。

私の場合は、見た目で粉瘤の大きさが約3cmあるということで、粉瘤の大きさの2~3倍程度切開するのが標準的らしいですが、6cmまでは切らない、とおっしゃってました。女医さんなので、審美的な面も配慮されているように感じます。

切開の方法ですが、紡錘形に皮膚を切除し、縫合するようでして、傷跡は1年かけて目立たなくなるようです。

手術当日

食事制限等無し。15分前に要来院。

ちなみに、診察の日から10日間ほど空いたのですが、この間に粉瘤がガチの炎症を起こし、1週間ほど痛みが強かったです。

さすがに、手術できるか不安になったのですが、問題なく決行。

手術の痛み・術後の痛み

手術に要した時間は、約2時間です。私の粉瘤はサイズで言えば、3cm~6cm未満に該当します。6cmに近いと思います。表面上では3cmと言われていたのですが、実際に取り出すと大きかったようです。見せてもらいましたが、大きくて焦りました。

麻酔はするものの、粉瘤が深いところまで到達していると、痛いです。あと皮膚の切開でも端の方は、麻酔の効きがあまりよくなく痛いです。痛みは、大小あるのですが、ずっと何かしらあります。先生も麻酔の効き目については痛ければすぐ言ってくださいというスタンスですし、痛みでビクッとすると察知して麻酔を追加してくれます。

皮膚を切開したり、粉瘤を切り離すときのジョキジョキという音や感触はかなり気持ちが悪いです。

縫合した際、血の止まりがイマイチでした。というのが、私の粉瘤は炎症を起こし、膿も出ていましたので炎症が強いと通常は柔らかい組織が硬化しており、血の止まりが悪くなるというのがあるようです。そのため、縫合したものの、血が内部に溜まるのを防ぐため血を出すための管を取り付けました。ちなみに縫合は11針です。7㎝くらいは傷跡があります。

術後は、当日・翌日・翌々日は痛みがあります。痛み止めを処方してもらったのですが、当日はさすがに使いました。痛み止めは良く効きました。3日目になると痛みは多少という程度ですが、痒みが増してきます。

シャワーは?

手術の翌日からOKと言われました。というか、私の場合は、血抜きの管というものを1日入れましたので、それにより当日はシャワー不可のようでした。ですので、手術前には風呂に入っていく、真夏は避ける、翌日も仕事の日は避ける、などの対応が必要かと思いました。
入浴は抜糸した日からOKと言われました。

費用

項目金額
初日の診察と採血2,300円
手術(粉瘤3cm~6cm未満)、粉瘤の組織検査、薬代等14,000円(薬代は690円)
手術翌日の経過確認(管を抜く)360円
抜糸(術後1週間)340円

手術の際に、摘出した粉瘤については、悪性のものか良性のものかを細胞診するかどうかの選択が可能です。自分としてはしなくても良かったのですが、勧められたんでやりました。すると、この検査保険使っても3千円くらいします。良性だという自信があるならしない方が良いような気がします。

この他には、1か月後の経過観察で診察があるようなので、また1千円くらいかかるかなぁというところです。ということで、粉瘤の治療にかかる費用は1万5千円くらいだと思います。




おすすめです。

他に比較しとらんのですが、不満はなかったので、おすすめできるかなと思います。もし、探すのが面倒でしたら、うえやま腎クリニックの形成外科に行かれてみてください。

ですが、次はくりぬき法という術式をやっている病院を探してみたいという気もします。

粉瘤は早めの治療が無難です

私が出来るアドバイスです。

私は、背中の粉瘤には1年くらい前から気付いていたのですが、痛みもないし放置していました。

小さいうちに治療しておけば、皮膚を切開する範囲も小さいし、費用も半分以下で済んでいました。

手術中はずっと嫌な痛みを我慢し続けないといけないし、術後も嫌な痛みに耐えないといけないといけませんので、それが少しでも楽になるのであれば、早めの治療が無難だなと思います。

傷跡の経過

手術して半年が経過しました。痛みや痒みなどはもちろんないのですが、手術跡はなかなか綺麗にならないです。先生も1年くらいかかると言っていましたが、本当にそれくらいかかるような感じです。

その後、約2年経過しましたが、思ったより奇麗にはなっていません。まだ、大分色もあざっぽい色です。おそらく、手術直前で化膿しそのまま手術したことが原因だと思います。私の職場で60歳にして顔の粉瘤除去の手術をした人がいたのですが、その人はいったん薬で化膿した状態を鎮静化させてから摘出してました。そのせいか、半年ほどできれいになっており、ほとんど目立ちません。場所が顔だけに、薬で鎮静化させるというワンクッションを挟んだとのことでしたが、鎮静化させるのに結構時間が1か月程度かかったようでした。

もし、粉瘤の除去手術をするならば、腫れを引かせてから除去するか、そのまま決行するかはじっくり検討した方が良さそうです。

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