熊本北高校

熊本北高生に狙ってほしい大学5選

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はじめに

私は、熊本北高の18期生(2006年卒)で、鹿児島大学水産学部に進学しました。国立大学ではあるものの、偏差値的には50程度と国立大学としては下位です。とはいえ、ここしか行けなかったのかと言われれば、そうではなかったです。おそらくですが、偏差値55程度であれば十分合格できたいたように思います。私の、学内の順位としては、理系コースの上位20%(40番以内)に入っていました。
割と上位をキープ出来ていたとは思うのですが、特別成績が良いとも思えず、北高生であれば誰でも到達できる学力だったとも思います。
つまり、私の学力といのは、北高生のとりあえず目指すべき学力に近いものがあったのではないかと思っています。とりあえず目指すべきなので、北高生のトップ・オブ・トップが目指すべき学力ではありません。

ちなみに、北高生のセンター試験の得点は中位層以下が50~60%で、上位層が65~75%、最上位の10番以内が80%前後ではないかと思っています。国公立大学に合格するためには一般的にセンター試験の平均点を得点することが必要であると言われており、それが大体65%だとされます。

今回は、北高で上位層に食い込めたら目指してみても良いのではないかと思う大学や学部を提案したいと思います。

ということで、私が提案する北高生が目指すべき大学5選です。

1.公立大学法人 九州歯科大学 ◆偏差値55~58◆

私が北高生に特にお勧めしたいことから1番最初に提案する大学です。

国公立大学では歯学部自体が少ないのですが、九州内では、九州大学、長崎大学、鹿児島大学、そして九州歯科大学の4つあります。その中で、良い感じの偏差値が九州歯科大学、通称、九歯大です。九州大学の歯学部はレベルが高すぎるため、浪人覚悟で目指す必要があるでしょう。長大、鹿大の歯学部も偏差値60超となっており、かなりの難関です。

センター試験では70%以上得点できれば、合格の可能性が出てくることから、チャレンジという意味で狙うに相応しいレベルの大学だと思います。

自分としては、工学部や農学部、理学部に進学することと比較しても失敗するリスクが低いように思います。歯科医免許が取得できることは将来かなりのアドバンテージとなると思います。

シンプルに狙い目ではないか!

九州歯科大の良い所は、工学部や農学部などの一般的な理系学部を目指す感覚で手が届くかもしれないということですね。

北高生に聞いてみたいのですが、確固たる理由があって、工学部であったり、農学部、理学部などといった学部を選んでますか?答えがイエスであるならば、別に九州歯科大は魅力的ではないかもしれません。

ただ、農学部と理学部、工学部、水産学部、文学部、歯学部のいずれかに行けるとしたらどっち行きますか?

と聞かれたときに歯学部に行きたいと思いませんか。自分は、歯学部に行けるんだったら歯学部に行きます。

いや、別に歯医者になりたくない、と思うかもしれませんが、逆に大学に行ってまで、歯科医以上になりたいものって思い付きますか?

もし、ちゃんとした答えが出ないのであれば目指してみてはどうでしょうか?

2.国立大学法人 九州工業大学 ◆偏差値52~55◆

理系で、理1コース(今でもそう呼ぶかは分からないですが、数学3・Cまでやるコース)を選択したならば、工学部を狙う人も多いと思います。

工学部は、色々な学科があるのですが、今もそしてこれからも強い学科は、やはり情報系だろうと思います。

そして、情報系の学科を選ぶなら、どこの大学が良いか?ということなのですが、九州において、九州工業大学というのはかなり名の通った大学のようです。

熊本大学や鹿児島大学など、どこの大学にも工学部はあり大学としては有名なのですが、工学部しか持たない大学が名門として知られるというのは結構凄いことだと思います。

九州工業大学は就職支援にも力を入れているようで、就職率は100%だそうです。

九州内ではとにかく強いと言っても、かなり狭い範囲の話しをしているわけではないのです。というのも、システム系の会社というのは、首都圏に本社を構えている場合であっても、地方にいくつか拠点を置いている場合が多いのですが、九州にも福岡に支店を置くケースがよくあります。例えば、日立や東芝といった名だたる企業も福岡に支店を持ってます。そういう企業であれば、九工大は一定の評価をしているでしょう。一方で、九工大の名前が全く売れていないのは、九州外に本社があり九州に支店を持っていない企業の場合です。

情報系の学科というと、プログラミングやシステム系を専門に学ぶことになるでしょう。就職先は広く、システムメーカーはもちろんなのですが、例えば自動車のオプション機能を開発する会社(雨が降ったらそれを感知して自動でワイパーを作動させるなど)も有力な就職先です(自動車関連の開発会社は給料も良いです。20代で年収500万円はいくという感じです)。その他にも、銀行や市役所、中規模クラスの企業であれば、何らかのシステムを有しているため、それを管理する職員が必要になるので、普通の企業であっても必要な人材となります。

熊本大学などの総合大学は就職支援に関しては手薄です。いくら良質な知識や技術を身に付けようが、就職戦線で十分な支援がないために、就職に失敗してしまっては、せっかくの知識・技術を使えないのです。そういった意味でも、就職に強いというのは大学生にとって価値があることです。

3.国立大学法人 福岡教育大学 ◆偏差値50~55◆

北高生でもこの大学を狙っている人は多いのではないでしょうか。教育学部自体は、国立大学であればどこにであるし、また教員免許を取得するだけなら教育学部に行く必要もありません。

私が、福岡教育大学をお勧めする理由は、福岡教育大学の学生は就職先で公務員を志望する人が大半であるということです。

どういうことかとういうと・・・。

将来の職業として公務員を考えている人も北高生なら多いと思います。しかし、熊本大学や鹿児島大学といった総合大学の場合は、公務員志望者というのは少数派です。そのため、周りが就職活動に力を入れ出す頃に公務員組は筆記試験合格のために、ひたすら大学受験みたいな勉強をしているわけです。民間就活組が内定を貰いだした頃に、公務員組はやっと1次試験(5月頃)が始まるのですが、8月頃に不合格が確定となってしまうと、1年公務員浪人するか、民間に流れるかを検討しないといけないのですが、民間に行くにしても、正直タイミングが遅すぎるため、周りは内定を貰った連中ばかりで、卒論も始まっている中で自分だけ就活しないといけません。この自分だけが取り残されている感じがかなりきついです。

ということで、教員に限らず公務員を目指しているなら公務員を志望する学生が多い大学に行くべきです。そもそも、公務員試験は狭き門なので公務員浪人する人も多いのですが、このような同じ境遇の同級生が一杯いれば例えば試験不合格でも卒業まで、冷静に今後の事を考えていくことが出来るし、潔く卒論に打ち込むことも出来るでしょう。

もちろん、教員になりたい人が行くべき大学ではあるのですが、もっと広く公務員を目指す場合にも行く価値がある大学だと思います。

ちなみに、教育学部に進学しても教員として働くことが理想の人生でも何でもありません。教育学部というのは、何も小学生や中学生、高校生といった未成年を相手にすることを前提に学習するわけではありません。別に普通の会社で働いていても、教育というのは存在します。ある程度、社員教育に力を入れている企業は人事部を持ち、人事部の中に研修課という部署を持ちます。そういった場所にも学んだことを生かせるフィールドはあります。あるいは、市役所などの公務員として働くにあたっても、人材育成は重視されます。

つまり、教育学部というのは教員になることだけを見据える必要がありません。普通にサラリーマンとして働くことになっても活躍する場所はあります。高校生にとっては、教員以外に行く価値を見出すことが難しい大学かもしれませんが、動機が何であれ、入学して大きく失敗することもないのではないかと思います。

4.国立大学法人 東京海洋大学 ◆偏差値50~58◆

水産系の大学です。

元は東京水産大学という大学で水産系の大学としては北海道大学の水産学部と双璧をなすようなレベルの大学でした。今は東京海洋大学と名前を変えてますが、レベルは変わらず高い大学です。

水産業界というのはややマニアックなので、将来性もイメージしづらいでしょう。

就職先として一般的には、水産加工食品会社(大手だとマルハチニロ、日本水産、東洋水産、はごろもフーズなど)や食品会社(これは本当に様々で、例えば、マーガリンなどの食用油脂に強い月島食品工業という会社があるのですが、あまり有名ではないものの超優良企業です。このような企業が食品系には多い。)、流通系(ドンキホーテなどの小売業者、小売業者に販売する卸売業者など)があります。
というか、民間で言えば、節操がないくらい色々な業種に散らばっていきます。

さて、何故自分がわざわざ東京海洋大学を勧めるのか?

レベルで言えば、冒頭に提案した九州歯科大学に匹敵するので東京海洋大学に行くくらいなら歯科医を目指す方が良いんじゃないかと言えます。しかし、もし、流通市場の中枢で働くことが出来れば、歯科医を凌ぐ生活を送ることが出来ます。

築地市場というのをご存じでしょうか?日本最大の市場で、1日で20億円近い取引が行われています。国内外から水産物や青果が入っては出ていくわけですが、買い手は物凄く高度な情報戦略に基づいて取引価格を決定します。こういった市場では、値段は予め決まっておらず、買いたいものに一番高い値段を付けた人が買うことが出来るいわゆるオークション形式で売買されます。

高度な情報戦略に基づいて買っていると書きましたが、例えば、マグロを1匹買うとしたとき、100万円だと高いのか安いのか判断できますか?仮に100万円で買えたとしても、100万円で仕入れたなら150万円くらいで売りさばかないとダメでしょう。150万円で売りさばける根拠は何でしょうか?
また、安すぎる値段を付けてしまうと、オークションなので他の業者に買われてしまいます。仕入れることが出来なければ商売が始まりませんね。

このように、いくらで買うべきかというのは簡単な問題ではありません。

いくらだと妥当であるか、他業者を出し抜き、かつ、利益を乗せて売りさばけるかということです。これを実現するためには、膨大な情報を効率的に収集し解析して、日本のどこに需要があるかを見極めていく必要があります。これは、ITの力が必要なのですが、例えば工学部の知識と水産の知識を兼ねている必要があります。

東京海洋大学では単に、海洋生物の研究や、船舶工学などを研究するだけでなく、システム系にも深く関与していきます。ここまで身に付けることが出来れば、水産学部のトップオブトップが見えてくるでしょう。

水産業界で生きていくことに不安を感じなければ目指し甲斐がありそうですね。

5.徳島大学 薬学部(6年制)◆偏差値57~60◆

今回私立は除外してます。なぜなら、努力して国公立大学に行くべきだからです。

国立大学の薬学部では徳島大学が偏差値的には低いです。こうなると、九州歯科大学か徳島大学薬学部かという選択肢が出てくるかもしれません。

薬剤師も高収入で多彩な働き方が可能ですよね。何ならパートでも時給2000円以上はざらですから、生涯金に困ることはないかもしれません。
ただ、私立だと学費が高額です。北高生には崇城大学の薬学部を検討する方もいるでしょうが、学費だけで年間150万円以上しますので、国立の3倍近い学費です。

私立だと学費が高いというのも国立大学を目指してほしい理由なのですが、薬学部というのはハイレベルな学部ですので、薬剤師として働くことも当然大きな魅力なのですが、製薬会社や大学などで研究者としての道を進むことも現実的な夢なんじゃないでしょうかね。そうなると、やはり最低でも国立大学の薬学部に進学しておいた方が良いような気がします。今回の5つの大学の中では最も難易度が高いです。

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